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瀬戸内海の環境保全・創造研究 ワークショップ
瀬戸内海研究会議では、瀬戸内海環境保全知事・市長会議(以下、「知事・市長会議」という)の委託を受けて「瀬戸内海の環境保全・創造に係る研究」を実施し、知事・市長会議に研究結果を報告するとともに提言することとしています。
このたびのワークショップは、令和3年度の委託研究である以下の3つのテーマの研究成果を公開するとともに、参加者からいただいたご意見を知事・市長会議への成果報告に活かしたいと考え、企画した。
今回のワークショップでは、3つの研究成果を発表します。

Dec 8, 2021 01:30 PM in Osaka, Sapporo, Tokyo

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Speakers

梅原 亮
瀬戸内海における長期的な栄養塩濃度の時空間分布解析 @広島大学環境安全センター 助教
瀬戸内海における陸域からの窒素・リン負荷の減少が海水中の栄養塩類濃度低下に与える影響を明らかにするために、環境省等データの解析および野外調査を実施し、全域における過去から現在までの水中の栄養塩濃度の時空間分布の変化について明らかにした。瀬戸内海では、塩分30未満の海域に限定して1981〜2014年にかけて表層栄養塩濃度が大きく低下してきており、それに伴い同海域で一次生産も減少してきた可能性が示めされた。
高木 秀蔵
岡山県児島湾及びその沖合海域 における栄養塩濃度の経年変化と 将来予測に関する研究 @岡山県農林水産総合センター 水産研究所 研究員
近年,瀬戸内海では栄養塩(特に溶存態無機窒素)の減少に伴うノリの色落ちが頻発するとともに,海域全体の資源量も減少した可能性が指摘されている。一方で,その濃度低下が生じた場所についての知見は少ない。 今回,備讃瀬戸海域を中心に栄養塩濃度の変化を整理したところ,過去に高い値を示していた沿岸域で濃度の低下が大きく,沿岸と沖合でその動態が異なる事が示唆されたので,概要を報告する。
吉江 直樹
栄養塩類から高次生態系を含む統合シミュレーションモデルの構築 @愛媛大学沿岸環境科学研究センター 講師
瀬戸内海では、水質の改善が進む一方漁獲量の減少が進行中であり、海水中の栄養塩の減少がその要因と目されているが詳細は未解明である。その解明に向けて生態系モデルを用いた研究が行われているが、それらのモデルには多くの問題点や不確実性が含まれている。そこで本研究では、栄養塩の働きを踏まえた高次生態系までを包括する統合モデルの構築を目指し、現状と課題を整理すると共に、そのプロトタイプを提案する。