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当院における末梢血幹細胞 細胞採取の方法と近況
演者:豊﨑 誠子 先生
(東海大学医学部 血液・腫瘍内科学 講師 / 中央診療部 輸血室 室長)

[概要]
末梢血幹細胞採取時のCD34陽性細胞濃度測定のタイミングや前処置、採取回数などは施設により異なる点が多く、それぞれの病院の事情により工夫をしながら行われているのが現状である。当院では年間60−70件の末梢血幹細胞採取を1台のOptiaで行なっており、この件数の採取を1台の採取装置で行うには効率の良さが求められる。また患者さんやドナーさんの採取中の肉体的・精神的苦痛を考えれば、なるべく短時間で必要十分な幹細胞を採取することが望ましい。そのため当院ではCD34陽性細胞の測定を採取前日、当日朝、採取中、最終産物の4回測定しており、それにより効率良く末梢血幹細胞採取を行うことが可能となっている。

また、海外では10年以上前から臨床で使用されているCXCR4ケモカイン受容体拮抗剤プレリキサホル(モゾビル®)が、本邦でも 2017年2月に発売されたことにより、自家造血幹細胞移植における幹細胞採取の成功率が向上してきている。しかし、実際にプレリキサホルをどのような患者にどのように使用するべきかという点については様々な考え方があり、欧州骨髄移植学会(EBMT)は、採取前日の血中CD34陽性細胞数によってプレリキサホルを使用するかどうか見極めるという導入基準を提唱している。当院ではこれを参考にしており、採取前日のCD34陽性細胞数が10/μL未満であればプレリキサホルを使用している。

本公演では、当院での末梢血幹細胞採取方法の実際と、近年のプレリキサホルを併用した採取について解説したい。

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Jun 24, 2021 05:00 PM in Osaka, Sapporo, Tokyo

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Speakers

豊﨑 誠子 先生
東海大学医学部 血液・腫瘍内科学 講師 中央診療部 輸血室 室長